ひとり旅 | プロジェクト 借景の島

瀬戸内海に浮かぶ小さな島で、海に面した敷地に建つ木造平家建の小学校があります。

小さい校舎が3つあって、明治時代に建てられました。ずいぶん前から小学校としては使われなくなりましたが、その後は林間学校の滞在先として使われたりしたそうです。現在は廃屋になっていますが、大きなクスノキをみると小学校だった頃を想像させてくれます。

この学校を建てた一族の日本家屋も同じ敷地内にあって、日本庭園の名残もあります。その庭からは海と山を見渡すことができます。

これから、この場所を旅先となるような場所としてつくっていこうと思います。山と海が庭の借景になりそうなので、「借景の島」と名前をつけました。